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| 2014年現在、ドメイン名やIPアドレスといったインターネット資源のグローバルな管理を行っているICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)により、新しいgTLD (generic Top Level Domain)の導入が進められていて、それらのTLDではASCIIのラベルを持つドメイン名だけではなく、国際化ドメイン名(IDN; Internationalized Domain Name)も利用可能になっています。 | [[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ta.html#14-domeinmei|ドメイン名]]や[[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#02-IPadoresu|IPアドレス]]といったインターネット資源のグローバルな管理を行っている[[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#02-ICANN|ICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)]]では、ASCII文字だけから成る[[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-kz.html#03-TLD|TLD]]だけではなく、ASCII以外の文字を含む[[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ah.html#01-ccTLD|ccTLD]] (「.中国」など)や[[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ah.html#01-gTLD|gTLD]](「.みんな」など)の導入が進められています。ASCII以外の文字を含むドメイン名は、[[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#12-kokusaikadomainmei|国際化ドメイン名(Internationalized Domain Name; IDN)]]と呼ばれます。 |
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| しかしながら、TLDにおいてはさまざまな言語が用いられるだけではなく、さらにそれらにおける異体字も使用される可能性があることから、それらを統一的に取り扱うためのルールが必要とされています。 | TLDにおいては国や地域の区別はなくさまざまな言語が用いられ、さらに異体字(たとえば中国語における「国」と「國」)を持つ言語も存在することから、それらを統合的に取り扱うためのルールが必要とされています。 |
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| そこでICANNでは、各言語においてそれぞれの言語に関するルールを作成し、さらにそれら各言語のルールを統一して、DNS (Domain Name System)のルートゾーンで利用する、異体字を統一的に取り扱うためのルール(Root Label Generation Rules; RootLGR)を策定することになりました。 | そこでICANNでは、各言語コミュニティにおいてそれぞれの言語ルール案を作成し、それら各言語ルール案を統合してTLD ([[https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ah.html#01-DNS|DNS (Domain Name System)]]の[[https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/root-server.html|ルートゾーン]])で利用可能な文字とその異体字を統合的に取り扱うためのルール(Root Label Generation Rules; RootLGR)を策定することとしました。 |
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| このRootLGRにおける日本語ルールを提案するための作られたのが、日本語生成パネルです。 | このRootLGRのための日本語ルール案を提案するために設立されたのが、日本語生成パネルです。 |
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| DNSのルートゾーンにおける日本語ルールを検討し、ICANNに対して提案を行うことを目的としています。 | 日本語生成パネルはRootLGRのための日本語ルール案を作成し、ICANNに対して提案を行うことを目的としています。 |
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| 日本語生成パネルで作成された日本語ルールは、その他の各言語の言語生成パネルにより作られた各ルールと統合され、ルートゾーンにおけるRootLGRとして取りまとめられる予定です。 | 日本語生成パネルで作成された日本語ルール案は、その他の各言語の言語生成パネルにより作成された各ルール案と統合され、ルートゾーンにおける唯一のRootLGRとして取りまとめられます。 |
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| 詳細については日本語生成パネルのチャーターをご覧ください。 | また、日本語生成パネルはICANNへの日本語ルール案の提案に先立って、日本語と同様に漢字を使う中国語や韓国語の言語生成パネルと、それぞれの言語ルール案が統合できるものになるよう調整します。 |
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| 詳細については日本語生成パネルの[[チャーター]]をご覧ください。 == メンバー == 日本語生成パネルを構成するメンバについては、[[メンバ一覧]]をご覧ください。 |
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日本語生成パネル(Japanese Generation Panel; JGP)とは
設立の背景
ドメイン名やIPアドレスといったインターネット資源のグローバルな管理を行っているICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)では、ASCII文字だけから成るTLDだけではなく、ASCII以外の文字を含むccTLD (「.中国」など)やgTLD(「.みんな」など)の導入が進められています。ASCII以外の文字を含むドメイン名は、国際化ドメイン名(Internationalized Domain Name; IDN)と呼ばれます。
TLDにおいては国や地域の区別はなくさまざまな言語が用いられ、さらに異体字(たとえば中国語における「国」と「國」)を持つ言語も存在することから、それらを統合的に取り扱うためのルールが必要とされています。
そこでICANNでは、各言語コミュニティにおいてそれぞれの言語ルール案を作成し、それら各言語ルール案を統合してTLD (DNS (Domain Name System)のルートゾーン)で利用可能な文字とその異体字を統合的に取り扱うためのルール(Root Label Generation Rules; RootLGR)を策定することとしました。
このRootLGRのための日本語ルール案を提案するために設立されたのが、日本語生成パネルです。
活動目的
日本語生成パネルはRootLGRのための日本語ルール案を作成し、ICANNに対して提案を行うことを目的としています。
日本語生成パネルで作成された日本語ルール案は、その他の各言語の言語生成パネルにより作成された各ルール案と統合され、ルートゾーンにおける唯一のRootLGRとして取りまとめられます。
また、日本語生成パネルはICANNへの日本語ルール案の提案に先立って、日本語と同様に漢字を使う中国語や韓国語の言語生成パネルと、それぞれの言語ルール案が統合できるものになるよう調整します。
詳細については日本語生成パネルのチャーターをご覧ください。
メンバー
日本語生成パネルを構成するメンバについては、メンバ一覧をご覧ください。